帰宅しようとしたら車のエンジンがかからなくて焦った。バッテリーが上がったのかもしれないと思って課長に相談したら、すぐに駐車場に向かってくれた。うちが車関係の職場でよかった〜と言いながら振り返ったら他のおじさん社員3人も何故か寄ってきて、総動員になってしまって笑った。結局バッテリーは上がっていなかった。

 

くだらないことで気持ちを落として誠意を突っぱねたけれど、私にとっては全くくだらなくなんてない。何度も逃げ出そうとする私のことを絶対に離さないでいてくれる人を1番信じられないし、多分この先もずっと信じられないと思う。人を純粋な目で見られなくなるような素行をしていた自分が悪いので自業自得だ。自分の全てが潔白であることを証明するために、と、何も悪いことをしていない彼は私のためにただ誠意を注ぎ続けようとしてくれる。人を信じることは、すごく、すごく、すごく難しい。

だから本に縋るしかない。